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SAREXに新しい仲間が増えました

4月8日(土)
朝から長男とホームページ更新。青木工務店のお客様はほとんどがホームページをプリントアウトして来社される。若い人は自分で、古い顧客は孫にプリントアウトしてもらい―私の応対するお客様は昔の写真を懐かしがって見てくださる…。
というわけで、55年間勤めてくれた大工に頼んで古い写真を持ってきてもらい、ホームページに載せた。先代が初めて買ったクロガネのツノ付きオート三輪車、旅行写真、工事写真等、工務店を長く続けることは大変であるが、お客様と歴史を作っていける楽しみがある。

4月10日(月)
19:00国土交通省で打ち合わせ。アスベストの検索システム作り。帰りは21:00過ぎだったが、まだ大勢の人が仕事をしている。さすが中央官庁はよく働く。5月になったらテストランをSAREXメンバーにしてもらわなければ。

4月11日(火)
身障者の水廻り及びバリアフリー工事の打ち合わせ。今日は市役所、リハビリテーションセンターから事務方、建築、ケースワーカー、5名が来て打ち合わせ。
私は業者の立場で、初めから補助金目当ての悪徳リフォーム業者として対応。大切な税金を使い、近頃のマスコミを騒がせている悪徳リフォーム問題があるので、もっともの話であるが、まじめに仕事をしている工務店にとってはやりきれないところがある。なんとかしなければ。
だいたい地域で長く仕事をしている工務店にとって一番怖いのは悪評なのだ。なんで自分から悪評の立つようなことをするのだ。
とは言っても、知識・情報不足からお客様に今ある最良の提案ができないことを恐れ、本を読み、セミナーに参加し、ショールームを見、そしてSAREXに加入するのだ。

4月12日(水)
理事会。正会員加入3社、準会員加入1社、資材会員加入1社と順調。
みなさんSAREXはまじめに家づくりをする人々の集団と理解し、入ってきてくれる。資材会員も売り込みより勉強の立場で入ってくれている。仲間が増えることにより、情報・体験の量が増え、家づくりに活かせる。とにかくメンバーは全員まじめ。

4月13日(木)
県木連のウッドフォーラムのセミナーに長森さんと参加。(財)日本木材総合情報センター 木のなんでも相談室長 岡野先生の「木材の基礎知識-構造の秘密」という題で2時間半講義を受ける。
先生の話の中で「普段、木に接している材木屋さんはわかると思いますが」という言葉が度々出てくる。木の心材、辺材、育ち方、導管、年輪等の話は、来場の木材業者の人はほとんどは実務と離れて仕事をしている(工務店も同じ)のだが、少なくとも自然素材、国産材、葉枯らし等の言葉を使って仕事をしている人は常識として知っていなければならない知識だと思う。一度、SAREXの仲間にも聞いてもらいたい内容だった。

4月14日(金)
6時から倫理法人会のセミナー講師として参加。40年前の野球部の合宿を思い出す雰囲気。JC、ロータリー、ライオンズ、会議所、青年部と似た雰囲気だが、数段まじめ。だから知り合いの工務店経営者が入っているのが理解できた。私は早朝は薬を飲んでいる関係で無理だが。
因みに、セミナーの題は「地球温暖化とバイオマス」という話で、全てのエネルギーの源は太陽エネルギーで、これは核融合エネルギー、地球上ではバイオマスと核分裂エネルギー、外国材と国産材と京都議定書等の話をする。
by sarex1 | 2006-04-14 18:58
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