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来年は工務店の集団としてますますSAREXが面白くなる!

12月18日(日)
森棟梁の長男が母親と嫁さんをつれて結婚のあいさつに来る。実は彼、今から約20年前、中学の時専務と同じクラスで「哲ちゃんが青木工務店を継ぐなら、俺はオヤジの後を継いで大工になって職人を仕切ってやる」と言ってくれたことがあった。頭も良く、順調に高校も建築科を卒業。
将来を考えるようになった頃、食事をしながら、私の方から「ぜひオヤジの後を継いで大工になってくれ」と頼んだが、残念ながら建設会社に就職。以来、2級建築士、1級建築士と免許を取得、工事主任として活躍している。
今でも森棟梁は「継いでほしかった」と言うが、私にとっても大変残念なことであった。
あと30年たって、どちらの人生が良かったか分かると思うが、今のところは大変幸せそうである。

12月19日(月)
例の姉歯問題での建築審議会へ出席。正式には「基本制度部会」という名称になった。
部会長には村上先生が就任、26名の委員という大変大きな委員会だ。
偽装問題。建築確認、検査制度、構造計算プログラムプロジェクト(委員長・久保哲夫先生)について審議をする。
せっかく民間への流れがこんなことで変わることにでもなれば、建築関係者として消費者に対して恥ずかしいという思いでいっぱいです。一つのグループだけの問題であることを祈ります。
長く続ける意志のある工務店にとってリスクが多すぎて一銭にもならない損な話で、彼らは2~3年で業界から撤退するつもりだったのだろう。

12月20日(火)
午前中、市の審議会の出席、再開発の都市計画決定とする。これで法の網がかかり、再開発地域に勝手に建築することができなくなり、開発は大きく前進する。3年で竣工予定とのこと、地域住民としては楽しみだ。
午後、能開大東京校へ向かう。大勢の職員、先生が迎えてくださり、説明、見学させていただく。
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SAREXのような工務店集団が若者を雇い入れる場合、能開大のような安い授業料で設備が揃っている大学校と提携して卒業後入社させるシステムが最高だと思います。宿泊施設も有り、全国から入学できます。資料は事務局へ。

12月23日(金) 天皇誕生日
大手術をした友人を、仲間二人と見舞い。
60過ぎたら若くない。彼だけが健康で医者にかかっていなかった。私も経験しているが、今の彼にとっては病気のことより親から継いだ仕事を次に伝える覚悟の方が大きいはず。幸い長男が継ぐつもりで修業に出ていたので、急遽戻して、子供3人で頑張っている。
思いのほか元気で、大きな声で1時間以上話をして帰る。
23年前の事が思い出される。あの時ダメだったら廃業せざるを得なかった。なにせ子供は小学生、父親も入院していた。中小企業を継続することは大変です。まず健康第一!

12月24日(土)
友人の事務所に寄る。長男と、嫁に行った妹が真剣な顔をして仕事をしている。寄って一声かけるだけのつもりが、15分以上、自分の体験話をしてしまう。長い歴史のある会社はお客様が寄ってくれる。取引先が寄ってくれる。社員が寄ってくれる。明確な跡取りが存在すれば、あとは本人の努力。何となく嬉しい気持ちで帰ってきた。

12月26日(月)
SAREXから『NOBEX』が送られてくる。
先週はカレンダー配りでお客様を廻ったので、今週は片付け、28日に仕事納め。
1月は7日仕事始め。新年会で2006年がスタート。メインイベントは若手大工と蟹澤先生によるカンナのうす削り大会。
1月になったらアップされる新年の挨拶にも書きましたが、工務店の集団として、SAREXは面白くなりそうです。
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by sarex1 | 2005-12-27 18:35

工務店の組織を作るためにはSAREXが中心に!

12月15日(木)
本日はSAREXのワークショップと全建連の会議とがバッティング。通常はSAREX優先なのだが、本日は重要案件があるのと全建連・城戸専務理事が今年いっぱいで退職するため、全建連の三役会、理事会に参加。
午前中の正副会長会議は生憎会長が体調を崩し、欠席。副会長4名と専務理事とで開催。城戸さんの後任人事の件と来年以降全建連をどうするかについて熱く語った。
私は常々工務店が家づくりの中心にいながらいろいろな情報、政策に対して後手後手にまわっているのはしっかりとした工務店組織がないためと思っている。これに応える組織は全建連だと思い、副会長の職を受け、いろいろと活動に参加してきたが、先が見えない…。
…というわけで私案として会長に話そうとペーパーにして持参したが、生憎欠席。副会長と専務は賛成してくれたので、あとは全体案を打ち合わせする。
午後の理事会は15:30頃終了。直ちにアビリティーガーデンに向かう。
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ワークショップはちょうどモイスの説明をしている時で、私も「アスベストは見分けるのが難しい」、「窯業系建材を丸鋸で切る時にはくれぐれも防塵マスクを着用するように」、それと「禁煙」を強調する。
終了後、近くの飲み屋で懇親会。工務店の組織を作るためにはSAREXの活動が中心になると思います。

12月17日(土)
今年初めての構造見学会。なかなか開催させていただけないので、久しぶり。
近隣へのチラシ配りは遠慮して、打ち合わせ中のお客様へDM。寒い日だったが断熱工事が終わっていたため、ストーブ一台で17~18℃は確保できた。
5組の来場で、ゆっくり説明ができた。やはり時々は開催しなければ。
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by sarex1 | 2005-12-20 11:32

来年のSAREXは現場監督を育てます!

12月3日(土)~4日(日)
1ヵ月ぶりに塩原へ行く。
目的は気温がマイナスになるので水抜きバルブのセットと、庭木の剪定です。
案の定夜は1℃くらいになり、水道を凍らせてしまうと場合によっては春まで水が使えない。寒い地域は大変です。
庭木の剪定もだいぶうまくなりました。花芽と葉芽を判別して切らないと、来年花は咲きません。一方、来年に伸びた枝に花が咲くサルスベリなどは元まで思い切って切れます。
3.6mの脚立に乗り、家内に下で支えてもらいながらノコギリとハサミで頑張ってきました。
すごい量の枝なので、シュレッダーでのたい肥づくりはあきらめ、直接CO2として空気中に返しました。

12月6日(火)
三菱商事建材の担当者とモイスの開発者が来社。12月15日のワークショップの話をする。
私は多少コトバ(化学の専門用語等)が通じるので、開発者とアスベスト一般論と歴史やセメント系、窯業系建材の一般的な特徴、弱点、難点、産地と危険性等のかなり詳しい話をする。
私は15日は出席できないので、機会をみて窯業系建材の特徴を「一口化学入門講座」で話をしたいと思います。

12月7日(水)
夕方、横須賀へ藤澤先生と出掛け、現地で長森さんと合流。山田さん、沖さんとSAREXメンバーが集まり、さらに元SAREXの長谷川泉工務店とで私設忘年会。
長谷川泉が最近12チャンネルの『ワールドビジネスサテライト』にホームページの話題で取り上げられ、取材を受けたとのことだったので、話を聞こうと集まりました。
彼は藤澤先生が若い頃研究室で卒研を受けた二代目です。自分のライフスタイルを決して崩さず、バブルも関係なく、無借金でしっかり工務店経営をしてきて、そろそろ三代目に継がせるという。
俗に言うナントカ会、ナントカグループといったような団体には一切属さず、お客様、大工、協力業者と地域密着で頑固なくらいマイペースで経営してきました。世の中が変わり、今一番強い工務店のスタイルだと思います。20人に1人くらいはこんな優秀な男もいるのです。
私も20年以上の付き合いだが、海から100mも離れないところに工務店を構え、18時頃になると魚を捕りに出掛けて漁師と工務店、どちらが本業か?という生活を続けてきた。最近は山歩きに転向して、奥さんと暇を見つけてはアルプスへ出掛けているとのこと。
多分、一線を退いた後は豊富な家賃収入で悠々自適に山歩きと漁をして暮らすのでしょう。
会は22時頃まで彼を中心に健康の話、世の中の話、姉歯問題と続きました。最後に全員が「仕事の先が読めない」と言っていたのが印象に残りました。

12月8日(木)
夕方、CASBEE(キャスビー)の委員会。
戸建てについて検討。既にマニュアルはできているが、今後はケーススタディをやっていくと村上委員長が言っておられたので、木造の家が環境に対して不利にならないよう、声を大にして頑張らねばと思う。

12月12日(月)
9:30~
アスベスト対策部会。最終審議会。今後の対応マニュアルができる(概要は既にSAREX事務局よりFAXしています)。
11:30~
アスベスト最終答申を国交省宛てに提出してアスベスト特別委員会は終了。あとは国会を通って法律になる。
引き続き、国交大臣より「建築物の安全性確保のための建築行政のあり方」についての諮問状が審議会に渡される。これは例の姉歯問題である。今後、「基本制度部会」としてスタートする。
今日はマスコミがすごい人数で、感心の深さWが感じられる。
15:00~
SAREX事務局で来年度の重点事業である現場監督の育成カリキュラムについて長森さん、野辺さんと打ち合わせ。
工務店の一番大切な人材は事前に施行計画書を作れる社員であるということから、SAREXとしてのマニュアルを作り、これを使える社員を現場主任として設定するという計画で、労働省の再教育訓練として行う。
委員長は長森さんにお願いして、現場代理人監督の役割から、実行予算、施工面、提出書類、責任体制等、私も含めて工務店に一番欠けていた教育の部分を「番匠塾」を復活させて実施する。
みなさん、会社の存続は、現場監督の力量にかかってますよ!
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by sarex1 | 2005-12-14 15:16

これからも地域に必要とされる工務店

11月28日(月)
商工会議所で、現在シビックセンターを企画していて担当副会頭として産長を務めている関係で視察に向かう。
午前中、文京区シティホール。バブル期にできただけに総ガラス張りで中部吹き抜けがあり、25階の展望室は10m以上キャンティが張り出していて、文京区が一望できる。
文京区は今屋上緑化運動中で、展望室から屋上にビル名、施工会社の看板が取り付けられていてさまざまな工夫が見られる。東京ドームの隣にあり、音楽ホールと共に年間200万人以上が訪れるとのこと。一見の価値あり。
午後は三鷹の都市再生計画TMO構想により作られたNPOのビル。中にはレストラン(ホテルオークラ)、会議室、貸事務所、店舗、インターネットカフェ、企業の商品展示室と、市内の企業と市民参加型の複合ビルで、企画運営は市役所からの職員5~6名と企業からの参加者で行っていた。新しい市役所の役割を見た感あり。やはり東京は進んでいる。

11月30日(水)
午前中、全建連に住宅保証機構から新しい提案があるとのことで担当副会長として参列。工務店にとって大変役に立つ提案でありがたい。
それにつけても、日本の工務店の団体として、しっかり結束して役割を受け止めなければと思う。長年の夢、日本型NAHBを夢で終わらせたくない。
午後、工務店実態調査委員会に参加。
委員長に藤澤先生+学者+工務店団体+公庫+機構+国土交通省でかなり大掛かりに行う調査だか、前回(平成13年)の調査から工務店がどのように変化したか、アンケートの内容を検討した。野辺さんも参加しているので、結果は事務局からSAREXの会員には伝えられると思う。
今日は一日中工務店について考える日だった。
日本の注文木造戸建てを支えているのは中小工務店です。頑張りましょう。

12月1日(水)
今日、明日と中野さんと九州行き。実は12チャンネル(テレビ東京)の『ガイヤの夜明け』という番組で国産材を取り上げて1時間番組を作るとのことで、その一部を中国木材関係で撮影するとのこと。私も前から中国木材が国産の杉で集成材を作り始めたと聞いて興味があったので喜んで参加。福岡空港から車で伊万里へ。
現地は広大な敷地に原木市場、ストックヤード、製材工場、乾燥炉、プレナー、接着工程、製品検査室と並び、さすがは中国木材と思う。現地にはディレクター、カメラ、音声のスタッフが待ち構え、ディレクターの指示で現場を見学。おもしろい体験をさせてもらう。
印象、日本の杉は銘木扱いにしてはダメ。構造材、板材として大量に消費しなければ、山へお金が流れない。
我々工務店は、特に柱・桁は杉の120m/m角乾燥材を使い、間違ってもホワイトウッドの集成材は国益のためにも日本の山を守るためにも使ってはダメだと思った。梁には強度の強い点で修正にして使う工夫は必要だと思う。でも戦後大量に植えた杉も太くなっている。
いずれ平角も杉でOKの時代がくることを期待している。なにせ日本は森林国なので。

12月2日(木)
大分に移動。湯布院の近くの山林家の方が協力してくれて伐採の現場の撮影。あいにくの雨で、期待していたがやみそうもないので撮影。
チェーンソーで立木を切っている時を見学しているシーンと山林家の跡取りの娘さんにインタビューをして終了。
帰りに中野さんと湯布院の温泉を見学。
誰が仕掛けたのか、駅の建物、商店街は、俗にいう温泉街とはまったく異なった軽井沢風の街。女性が買物、食事とゾロゾロ歩いている。
温泉宿はあちこちに点在していてペンション風、ロッジ風、旅館風とさまざま。パンフレットにある温泉の前のユカタ美人の印象とはまったく異なった地帯。
観光地も工務店と同じで実際に訪ねて合っているのを確かめる必要ありと思う。
確かに地元の人はあまり評価してないのが気になった。
この1週間、マンション・ホテルの構造問題一色。責任は誰だとメディアは取り上げている。
私は関係会社はこの業界から消えて、国がある程度の保証をして終わるのだと思う。しかし、残るものは業界に対する業者、業界への不信感。これが残念だ。
我々工務店にとって、こんな確信犯での法則やぶりは考えられない。
「地域に必要とされる工務店」であるために長年築いてきたもの、これを失うことはあまりに大きすぎる。損得で考えてもわかること。多分5~6年で業界から撤退して責任のがれをするつもりだったのだろう。
SAREXの皆さん、工務店も10年、20年と続ける意志と体制がなければ消費者に信用されません。特に今回の問題で消費者は強く思い始めていると思う。
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by sarex1 | 2005-12-06 15:12

11月下旬のうごき

11月21日(月)
中野さんが同窓会会長をやっておられる中央工学校の先生が2人来社。「市民講座を開設するので、具体的になったら協力してくれ」とのこと。中野さんからも言われていたので、「私のできることなら」と話す。
実は先週の土曜日、中野さんが大和に来られた時に私の友人の母さんが昭和4年に中央工学校測量科を卒業して、当時、日本で重要な仕事をしたと聞いていたので、友人と会ってもらい、卒業証書のコピーを持っていってもらった。女性で1、2番目の入学らしい。100年の歴史の重みを感じた。

11月22日(火)
朝6時30分に専務と船橋の引渡し検査に行く。大きなお寺の庫裏で、泊り込み春から工事をしていた。大工も職方も気持ちよく泊まりで仕事をしてくれて、職方とのコミュニケーションも進んだのではないかと思っている。今回庫理、東座、鳥居と作り、まだ来年、多宝塔、本殿等の修理と続く。専務にとって貴重な体験をさせていただいている。
午後から地域マスター工務店の「全国工務店会議2005」に出席。
今回は「工務店WEB大賞」、「工務店ブログ大賞」を決めた。ノミネートされていたのはOMの工務店が中心。やはり進んでいる。
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選考の結果、WEB大賞は阿部さん、ブログ大賞は田中さんが受賞。
2人ともSAREXメンバー。理事長としても鼻が高い。やはりSAREXは日本一!

11月23日(水)(勤労感謝の日)
夕方から家内の還暦の祝い。3人の子供夫婦+孫+仲人した夫婦の5組11人。
35年間工務店のオカミさんとして―直接の仕事はしていないが、冠婚葬祭のイベント補助、若い衆の面倒、会社の植木の手入れ等をやってきた。そろそろ専務夫婦にバトンタッチ。今回も2人が全て段取り。
工務店を経営することは他人の世話をする気持ちが大切とつくづく思う……そろそろ年ですね。

11月24日(木)
月1回の病院の定期健診。ワークショップの日なので諸検診パスで草加の建材試験センターへ向かう。
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30年以上の歴史ある施設で、我々が日常必要な検査は全てできる。VOC、耐火、耐震、鉄筋コンクリート強度等、SAREXの技術支援会員となって身近でサポートしていただけるのはありがたい。
アスベスト(クリソライト)の姿を顕微鏡で見せてもらう。たぶん全員初めてのはず。
その後、会議室を借りてコンクリート強度試験の意義(耐久性に意義有)、今、マスコミを賑わせているマンションの構造計算偽造問題、イーホームズの実態等の話し合いをする。

11月25日(金)
大和市の産業人事部に会議所の会頭の代理として参加。市長に続き、商工会議所として挨拶。会場を見ると、知人が何人も在席。100名以上の農業、商業、工業の経営者、従業員を毎年表彰している。まさに大和市の産業を支えている人々だ。
大和市は人口23万人。ベットタウンとして理解していたが、仲間がこんなに多くいるとは。特に中学の同級生が調理師として表彰されたのが嬉しくなる。彼も40年以上一筋にやっている。

11月26日(土)
ホームページ更新。もちろん私はコンテンツ係。実務は長男。できるだけ泥臭いカタログ的なものに変える。
途中、午前中1人、午後1人の来社のお客様に挨拶。2人ともホームページの内容を熟知している。
ホームページを作って、改めて言っていることとやっていることを一致させる必要性を強く感じる。見栄を張らないありのままを見せることだと思う。しかし、ありのままのレベルをできるだけ上に保つ努力は必要。
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by sarex1 | 2005-12-01 11:16