11月上旬のうごき

11月5日(土)
家内が日光に行ったことがないとのことで、出掛ける。
塩原から紅葉の盛りの道を通って日光東照宮へ。あいにくお茶会(裏千家)の人たちが使用中とのことで中に入れず。でも入場料1300円はしっかり取られる。
観光客の中に外国人が多く、中国・韓国・ヨーロッパ・北米と様々。
やはり世界遺産に登録されただけある。
日光へ行く度に木を保護するために漆喰や顔料塗料で彩色されているのを確認する。
日本の家は、白木づくりとは言うが、昔から100年もたせるためにはしっかりとした塗料が必要だったのだ。
今はやりのオイルフィニッシュはその耐久性に無理があると思われる。早く外部木部に10年くらいもつ塗装方法が確立されればと思う。
Fe2O3(紅殻―ベンガラ)やFe3O4(黒さび)なんか昔から使われていて良いが、白木には仕上がらない。

11月7日(月)
長く勤めていた男性の経理が体調を崩し退職するため、ハローワークで募集。
書類選考後、5人面接。今回は女性のみ。
5人中4人は1人住まいか子ども1人と住んでいる。やはり女性はたくましく生きていると実感。
結局、家族持ちの50代の女性を採用する。

11月8日(火)
ジャパンホームショーに毎年会っている人と年に1回の再開のために行く。
20年近く付き合っているシアトルの輸出業者(2代目)高橋 元 氏が仕掛けたエコスの会、SAREXメンバーのプレイリーホームズ、タニタハウジングウェア、笠原木材、ハシバ920 他、頑張っている姿に刺激される。
SAREX型完成保証制度づくり検討委員会に出席。

11月9日(水)
I.S.Oの内部監査。
経営者の担当部分を午前中にガッチリ質問される。
結論。工務店は経営者の考えを伝える現場監督(代理人)の素養で決まる。
現場施工計画、予算計画と全て事前に組み立てられることが必要。

11月10日(木)
秋田県から木材関係2名と県の職員3名とで秋田杉のめーけっと調査に来る。
15年前から秋田杉に対して言っていることを再び言う。
1.寸法
2.乾燥
3.天杉以外の造杉の品質のバラツキ
4.価格 
今売ろうとしているのは天然杉(秋田杉)でなく造林木である。イメージだけで売れるほど一般の工務店は残念ながら木に興味はない。
でも、日本は杉をなんとか使わなければならない。

午後、全建連アドバイザー会議
このアドバイザー会議は日本で唯一の工務店組織、全建連を活性化するために藤澤先生を委員長に組織され、国交省、公庫、保証機構、その他有識者で構成されている。
来年度、家をつくっている工務店への情報発信について、全建連として改革が必要との意見が出た。
人材育成、住まいのメンテ、耐震、省エネ、国産材…全て工務店の仕事だと思います。

11月11日(金)
社員の結婚式。
芝浦工大の藤澤研究室出身のため、芝浦のOB同級生10人、先生と若者中心の結婚式。
最近出席する式はほとんど教会式で、新婦はウェディングドレスを着てエスコートされて出てくるが、やはりその方が女性が美しく見える気がする。
今後、専務の片腕と期待する若者で、これで落ち着いて仕事を覚えてもらいたい。

11月12日(土)
中野工務店の中野さんに頼まれて、中央工学校の同窓会でシックハウスとアスベストについて話す。
日頃からお世話になっている中野さんからの頼みなので、喜んで軽井沢の研修所へ。
中野さんは100年も続く中央工学校の同窓会の会長をされていて、集まった人は中央工学校の先生や卒業されて成功した人が中心。
プレッシャーの中、無事終了。

11月13日(日)
今日は商工会議所主催の大和市産業フェアー。役員として1日参加。
各種団体の宣伝ブース、製品紹介、と6~7万人の参加あり。
毎年青木工務店として出展したいと思いつつ、出せない。
結局私の代ではできなかったことの1つとして、次の代に託すしかない。
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# by sarex1 | 2005-11-15 16:02

燃やしながら考えること

先週末(10月29日、30日)塩原へ先々週イタリアで買ったクロッカスの球根とチューリップの球根を植えに行ってきました。
来春イタリア製の花が咲くのが楽しみです。
ついでに、先月切った枝を小型の焼却炉で燃やしてきました。
大量の落ち葉と枝を燃やしながら、木々が大気中のCo2を固定したこの重さの半分の重量のCO2を大気に戻しているんだと……。
100kg燃やせば50kgくらいのCO2が大気に戻るのだ。結構な重さである。
来年からはこれをたい肥にすれば、出てくるのはCH4(メタンガス)。
CO2が出ない肥料にすれば、野菜が一部のCを吸収して、人間が食べ、呼吸でCO2として一部大気に戻る…。
やはり今後はたい肥にしようなんて考えながら燃やしていました。
…ばかですね。
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# by sarex1 | 2005-11-02 18:26

SAREX、盛り上がっています

10月27日(木)
 青木工務店でのワークショップ開催。早朝に病院に行き定期健診。
 11:30からSAREX理事会。藤澤先生も参加。
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先生は当社で開設した番匠木工部に興味があっての参加らしく、責任者の村木健ちゃんに紹介。「今後、自由に来て木工を見学する学者」であることを説明する。
 午後からのワークショップ。名古屋から、大阪から、約40名参加。
 私の塩ビクロスの見分け方実験に続いて、ダイライトの新評価のクリアの問題、そしてメインの外壁の板を張る運動で、住・木センターで昨年本をまとめていただいた山田氏より説明を受ける。
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準防火地域の延焼の恐れのある部分、30分耐火をクリアする仕様と外壁・内装の木材使用との考え、大変盛り上がったワークショップになった。
皆さん合法的に外壁に杉板を使いましょう。
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# by sarex1 | 2005-10-28 21:38 | ワークショップ

外壁に杉板を

10月24日(月)
 朝6:30に出発して林野庁八王子森林技術総合研修所へ向かう。この数年、林野庁の全国からの職員34名の管理職への昇進研修の講座を受け持っています。
 朝の1、2時限目3時間、今回はSAREXのテーマでもある「外壁に杉の板を張る」運動の意義をずっと言い続けている。木材の乾燥の大切さ、国産材使用率10%以下の実態(工務店レベルではもっと多い)、なぜこの30年外材が進出したのか、を工務店で木が大好きな者の1人として話した。
 そして、今までの山側の責任も言わせていただき、これからの林業を管理する立場として林野と地域工務店は仲間であることを強調してきました。
 それにしても27日のワークショップでやる「外壁に杉板を」みたいな話に、山側の人がどんどん参加してくれたらいいのにと思う。

10月25日(火)
 来年からの現場看板のデザインができたので打ち合わせ。今まで現場看板は「青木工務店が工事を施工しています」と表示しているだけであったが、せっかくお客様も期待して家を建てるのだから、カラフルな楽しい看板にしたいと思う。来年度から掲示する予定です。

10月26日(水)
 水流さんの紹介で東京都住宅政策推進部の方2名+アドバイザー、コンサル3名で来社。工務店の実態調査と営業方法の話を2時間ほどした。
 私自身、工務店とは何を指すのか、35年分からずに経営してきた。「ただ言えることは経営者の人柄、人格、人生観で工務店が決まり、お客様のためには長く続ける意志と体制と向学心がなければダメだと思います。」と言っておいた。
 具体的にはSAREXのメンバーのように。
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# by sarex1 | 2005-10-28 09:58

スペイン―イタリアに行ってきました

10月13日(水)~21日(金)、スペイン―イタリアへ行ってきました。

マドリード
あちこちで工事中。景気が良いらしく、マンション価格はこの2~3年で1.5倍以上らしい。ユーロ貨幣の統一で物価が上がったとか。消費税は16%とのこと。
タイル工場見学。FOB価格を聞くと、やはり1.5倍以上の値。輸入価格は、これにユーロの為替が関係していて難しい。

トレド
城壁の中の昔のスペインの首都。中央の教会、1400年代に260年かけてできたとのこと。石工の技術の重さがうかがえる。
途中、大規模な分譲マンションを見学。最近、3LDK90㎡→2LDK70㎡が中心とのこと。値上がりが激しい。

バルセロナ
ガウディの作品の見学で日本人ツアーが多い。
サグラダ・ファミリア、100年以上も前から建設中。あと150年はかかるとのこと。100年前に作った石像が一部風化し作り直している。資金は入場料+寄付。昨年200万以上の人が訪れたとのこと。
…できあがるのかな? というのが率直な印象。
それにしてもローマ時代の教会の規模とお金のかけ方は比較にならない。
その後、ガウディの公園、市内の共同住宅2棟とガウディ一色の一日でした。

ホテル列車でバルセロナ―ミラノへ移動。部屋は上下ベッドでシャワー、トイレ、洗面付、2m×2.8m。新しい列車で比較的快適。朝8:30ミラノ着。

ミラノ
王宮、スカラ座を見てドゥオーモ(大聖堂)。これで3度目だが、ゴシック様式の美しさを再認識。
町のあちこちに遺産だらけ。
家具のショールーム5ヵ所まわる。

ラベンナ
途中キッチンの工場を見る。大きな工場だが日本向きのうるさい要求に慣れていないため、すぐには使えない。
ラベンナ市内のレンガ造のモザイク画で有名な教会。さすがに500年以上経つとレンガ造は少し傾いているが、モザイク画はみごと。

リミニ
最近はやり出した引戸の工場を見る。100人くらいの工場だが儲かっている様子。
途中ロマネスク様式のモザイク教会へ寄る。大空間の屋根は木造で支えている。そのスケールは見事。

フィレンツェ
サンマルコ教会。王宮他を歩いて見る。
残念ながら今回もフィレンツェ科学史博物館は入場できず。
イタリアはガソリン180円/リットル、消費税20%、物価は高い。この感覚は日本の物価が下がったためと思われる。

8泊9日を終え、無事成田へ到着。

10月22日(土)
 事務所へ出勤。山のような書類整理。午後からホームページ更新。
 
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# by sarex1 | 2005-10-24 11:19